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蒲田行進曲レビュー
蒲田行進曲は、さすが松竹ホームビデオは違うなといったそんな印象です。
久々に第一印象で買ってしまいました^^;
生音だったら☆五つなのに…。
風間杜夫、平田満。
初期のつかこうへいともに一時代を担った人達である。
僕は初めて見ました。つかさんの台詞でリアリティのある人を。
風間杜夫の華。平田満のマゾ。
これが原点だったのかと…。
「キャデラックだぞ。キャデラックに免許なんて要るか!」
この台詞が似合ってました。
あーこんな人いるなって。
松坂慶子をなめてました。
前半はホントに。
風間と平田だけで良いよって思ってました。
でも、後半は持っていかれます。
凄いですね。
古き良き時代なんて言葉は好きじゃないんですが、
そんな映画です。
映画が「映画」では無く、「銀幕」だった頃の華やかさがほとばしってました。
が!
音声がひどすぎた…。
昔の技術的な問題なのか、DVD化するときにしょうがなかったのか知らないが、みんなアフレコみたいになってた。
特に、ヤスと銀ちゃんが工場で階段落ちの話をするシーン。
風間杜夫が最高なのに、
もうたまらん位の輝きを見せるのに、
声がナマっぽくない。
映画としては☆五つをあげたい。
深作最高。
だが、あまりに、あまりにもったいなくて、悔し涙の☆二つ。
幸せになれたらいいのにと
「あがってこい、ヤス」に泣いた。この先、何度見ても泣いてしまうだろう。
銀ちゃんに近づきたくて、喜んで欲しくて、なんでもしてしまうヤスがいとおしい。
そんなヤスをとことんまでいじめ、利用する銀ちゃんもいとおしい。
なぜなのだろう。ふたりともを大好きになってしまう。
小夏もいれて三人で幸せになれたらいいのにと祈ってしまう。
そんなこととても無理なのに。
かなしくておかしくてなつかしくて切ない気持ちいっぱいになる映画です。
何度見ても好き
銀ちゃんを「可哀想」と思うのか、ヤスを「可哀想」と思うのか、小夏を「可哀想」と思うのかで、この映画の楽しみ方は様々と思う。可哀想、は語弊があるかもしれないが、自虐と加虐の力関係の織り成す悲喜劇の中で一番哀れなのはおそらく銀ちゃんだ。女は泣こうがわめこうが尽くして捨てられようが、子を孕めば無条件に強いし、卑屈な男はうたれ強い。上目使いでどうせオレなんか・・というのは、逃げ道をつくれる人間だ。血だらけで這い上がってきた階段から、振り絞るような声で「・・・銀ちゃん、カッコいい・・・」と言われてしまった落ち目のスターは、自分の立ち居地を一体どこにさだめればいいのだ・・・なんてシリアスになってると、はっと夢からゆりおこされたような、そう、舞台の幕が下りて(もともと芝居)、役者達が挨拶にでてくるあの時のようなエンディング。人を食った演出がまた!風間杜夫の、嘘くさささえ漂わせる大仰な演技は、計算なのかそうでないのか。松坂慶子は決して演技派ではないんだけど、銀幕には映えるんだよねー。小夏役には彼女しかいない!平田満はこの映画初めて見たときファンになりました。階段落ちは圧巻だし、できればスクリーンの方が感じ出るけど・・・で、DVDとしては実は星4つ・・かも?
松竹ホームビデオにしては、と値段もお手ごろですので、お勧めです。
蒲田行進曲
松坂慶子

定価: ¥ 3,990
販売価格:
人気ランキング: 35550位
おすすめ度: 
発売日: 2002-04-21
発売元: 松竹ホームビデオ
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つかこうへいの同名戯曲を、時の角川映画総帥・角川春樹がプロデュース、『バトル・ロワイアル』の深作欣二が監督した痛快アクション人情悲喜劇の快作。
東映京都撮影所の大部屋役者・ヤス(平田満)はスターの銀ちゃん(風間杜夫)から妊娠した恋人・小夏(松坂慶子)の面倒を見る羽目になってしまう。やがて彼女と結ばれ、彼女と生まれてくる赤ん坊のために危険な仕事を次々とこなし続けるヤスだったが…。
脇役に熱い愛情を注ぎ続ける深作映画の特色と巧みに呼応した作品。クライマックスの新選組池田屋階段落ちのシーンは涙なしでは観られないとして話題が話題を呼び、日ごろ日本映画を見ようとしない若者層まで多数集客して大ヒットを記録。その年の映画賞も独占した。(的田也寸志)